撮影

養老の滝へ行きました。何年か前に行ったことがありましたが、その何年かの間に名物『養老サイダー』はなくなってしまっていました。滝へ行くには二通りの行き方があり、一つは麓に車を止めて緩やかな坂道をのぼる方法と、もう一つは車で険しい峠道をのぼり滝の近くに行く方法があります。今回は険しい峠道をのぼって楽な方法をとりました。

滝は水量も多く『瀑布』という呼び方がぴったりでした。平日で午前ということもあり、観光客も少なく外国人観光客もここまでは来ないのかチラホラ見かける程度でした。滝は周囲を滝壺から発生する霧で包まれて、ある意味カメラにはとっても悪い環境でしたが結構近くまで近寄って撮ってきました。

撮影

日々様々な撮影をしているとカメラや三脚にこんなものが付けられたらとかこんなものが付いていたらなあと思うことがあります。例えばホールなどで発表会の撮影をしているとプログラムを見たいと思うことがあります。手が離せないので目線移動だけでなんとかしたいのですが下に置いておくと暗くて見られない、三脚につけておく場所はないカーボン三脚は磁石が付かないので三脚のカメラの下あたりにガムテで張り付けるとかスプレッダーの上にのせておくとかしています。前に一度タブレットにデータをコピーしたりカメラで撮ったりして映し出しましたが、パッと見たい時には画面がスリープして真っ暗で見られなくなっていてもう一度映し出すという余計な行動が必要なのでやめました。いっそのこと空間に映っているといいのにとか考えてしまいます。

機材の持ち運びは手で持って運んだりキャリーを使ったり台車を使ったりしていますが、いつも困るのが三脚です。三脚は通常ケースに入れて運んでいますので台車に載せた場合は横にすると長さが1mくらいあるので扉に引っかかるし、縦にすると滑り落ちていくなど壊しそうでいつも困ります。三脚ケース底にタイヤが付いているものがありますけれどもソフトケースには付いていないものが多く、ハードケースには付いていたりして便利だなぁと思うことが多いんです。いっそのこと歩いてきてくれればとか考えています。

撮影

カメラ用LEDライトが必要になり購入しました。国内メーカーのものがあるけれども、けっこう高い。懐中電灯や家の照明に使うライトはかなり安くなったのに……。撮影用機材というのが高い理由なのはわかりますが零細の個人には手が出しづらい。実物が見たくて量販店や機材販売店を探しました。こちらも高いですねぇ。実物を見るのをあきらめてネットで探したらあるんですね。世の中にはやっぱり安いものがあるんですよ。そして安いからと実物も見ずに注文。

このライトは中国深圳GODEX(神牛)社の「LEDビデオライト64」ですが、さっそく届いたものを確認。見た目は国内メーカーの製品とあまり変わらないキレイなものです。この “ 64 ” というのはライトの球がタテ8xヨコ8の64個あるということです。

64球のLEDライト

電源は単三乾電池を4本使用するので、まずは手持ちのeneloopを入れてテストです。 裏ブタの開け閉めとロックも壊れにくい構造で簡単に電池を入れられます。

フタを開けたところ(単三電池4本)
フタを閉じたところ

左上のスライドスイッチがフタのロックでロックを解除すると簡単にフタは外れます。電源のON/OFFは右下にあるスイッチででき、右上のダイヤルが照度調整になっていてこれらはすべて正常に作動しました。電源スイッチの下に外部電源端子がありますが、このセットには付属していません。なお本体側面と上部の溝はこのライトがさらに連結できるようになっています。ここにはライト以外にもホットシュー用器具もつけられるとのことです。

照度(最小)
照度(最大)

最近は中国製の撮影機材が高性能になり”買ってすぐ壊れる”なんてことは無くなりつつありますが、しばらく使って様子を見てみようと思います。

撮影

撮影が終わったら、収録データのバックアップとカメラの清掃です。

●収録データのバックアップ……収録したカードを私は3.5インチのHDD2つと、2.5インチのポータブルHDD1つにコピーしてバックアップします。2.5インチHDDは自分で編集する時だけ持ち出し用にコピーしてバックアップしています。

●カメラの清掃……レンズ汚れ、筐体についた手や顔の油除去、ホコリの除去、ネジのゆるみの確認。液晶モニターの汚れ取り、TCのリセットなどを行います。もちろんエラーが出た場合はその確認も忘れません。

●三脚の清掃……脚部・ヘッドの汚れ取りをします。底部は水拭き脚部とヘッドはホコリを払って空拭きします。同時に三脚袋も掃除します。

●カメラバッグの整理……撮影指示票や伝票、その撮影のためだけに使用したものを取り出して整理しておきます。

撮影

撮影を翌日に控えて何を準備すべきか?当たり前のこともありますが、初心を忘れないように改めて記しておきます。

●カメラの点検……電源は入るか?液晶モニターは見られるか?ビューファーの視度は合っているか?カードはあるか?残量は確認できるか?フォーカス・ズーム・絞りリングは回るか?記録されるか?レンズに汚れはないか?本体に汚れはないか?レコーディングボタンはすべて押せるか?バッテリーの充電はしてあるか?バッテリーの本数は確保しているか?音声は入力されているか?目的の撮影に合わせた設定になっているか?設定ボタンは稼働するか?タッチパネルは正常動作するか?目的に合わせた録画はできるか?※リレー録画またはサイマル録画音声レベルは正しいか?液晶フード・レインカバーを忘れていないか?工具類はそろっているか?電源ユニット・バッテリーチャージャーは忘れていないか?

●三脚の点検……レベラーは正しく動作するか?最高高さまで伸ばせるか?パン・チルトの動きは正常か?リモコンは動作するか?パン棒は正常に固定できるか?バランスはとれているか?

●その他……翌日の撮影に使う資料・香盤表・台本・筆記具の準備、ETCカードヘッドホン・イヤホンの準備。撮影場所・仕事に合わせた服装・靴・カメラバックとは別の小バッグ※撮影現場を離れても貴重品を携帯できるようにするため。

●現地の場所確認……ナビやPC・スマホでルート・出発時間・建物があれば建物の外観を確認。現場近隣駐車場・飲食・コンビニを確認。←思いの外重要です。

撮影

液晶モニターが業務用ビデオカメラに付属してからかなり経ちます。液晶がつけられる前のファインダーだけだった頃を思うと、目の負担が減り周囲の状況が分かりやすく死角も減りました。今ではタッチパネル式になり本体操作まで含まれる重要なものになり私も便利に使っています。

この液晶モニター、ずっと気になっているのですが、日差しが強い日光の下で撮影しなければならない時、液晶モニターで撮ろうと思うと画面が明るすぎて見られなくなってしまいます。そんな時にはファインダーを使わなければなりません。ファインダーがあるからいいという意見はありますが、メニューを変更しなければならない場合も液晶画面が見られなくなるのです。

各メーカーともに初期の頃からその対策は液晶画面の明るさを調整したりする程度で、液晶フードが付属することは無く、機器メーカーから液晶フードが販売されている現状です。

何とかならないかと思い販売されている物を買おうかと思い探しました。これが意外に安く1,000円台のものもあります。ゴムバンドで装着するものや折り畳み式など素材もプラ系から布など様々です。

悩んだ末に自作しました。素材は200円のプラダンですので安物感満載です。使っても今のところ不便さはなく、カメラに傷も入らないので見た目はともかく使える程度ではあります。

撮影

三脚は安物を使うべきではない!という思いがずっとあり自分基準で10万円以下のものはバランスが悪いし、扱いづらいただの「台」だと考えていました。安物は「パン」をするだけで「水平」が狂う!「パン」はじめと「パン」終わりのFixがじっとしていられない!手の振動が伝わるなんてとんでもないです。

三脚は使う人が選ばないとダメです。安いからとか軽いだけとかは問題外ですね。そのせいでこれまでたくさんの労力を払っていらぬ工夫をしてきました。横に振れるだけの三脚なんて、動かないほうがマシだと思います。

myrteを始めるにあたって贅沢でも三脚だけはいいものにするという決意のもとに「Sachtller」(ザハトラー)「Vinten」(ヴィンテン)「Manfrotto」(マンフロット)「Libec」(リーベック)「Sachtller」を選びました。パンで苦労しない時が来るなんて涙が出そうです。

sachtller  Ace-XL-AL-MS

撮影

4KカメラAG-UX180を購入するのにあたって、不測の事態が起こった時のことを想定してサブカメラとしてあと一台持っていようと思いました。4Kまでは必要とないとけどHDカメラがあればなんとかなるのではと考えて少し古いですがAG-AC90Aを購入。

AG-UX180と比べると一回り小さく少し軽いので場合によってはこちらがメインカメラとなって活用するときもあります。一人で2カメなんて言うときがあると2台あってよかったと思います。何せ個人でカメラを借りるというのはハードルが高く、レンタル業者さんによっては個人不可のところもあります。

個人では2台カメラを持つべきといまでは確信しています。

Panasonic AG-AC90A

撮影

Myrteを始めるときにビデオカメラを購入しました。

その際に考えたことは、“4K”をどうするか?まだ早いと考えるか、ここで買っておかないといつ買えるのかと考えるか。また、買うとしたら旧来からのビデオカメラにするか、一眼レフカメラでの4K撮影にするか……。

迷いました。

半月考えました。

結果はここで買わないと買うことはない上に、扱いなれたビデオカメラにすれば、HDにも対応していると考えて4Kビデオカメラにしました。素材撮りをすることもできるし舞台撮影などでの取り回しも考えました。選んだのはpanasonic AG-UX180です。

AG-UX180