カメラ VS 編集ソフト

2018年12月31日

先日撮影した映像データ(コンテナ=mp4 /コーデック= LongGOP)が、撮影をご依頼くださったお客様から編集できないというお声をいただきました。詳細を伺ったところ『映像データそのものはメディアプレーヤーで再生はできるけど、編集ソフト( Grass Valley EDIUS) で読み込めない』ということでした。 調べてみると ご依頼いただいたお客様はEDIUSの少し前のバージョンを使用されていて、私はEDIUSを今年7月に導入したので、その間に発売された私のカメラはお客様のEDIUSには対応していないということでした。

対処方法として私ができることは① 撮影時に編集できる AVCHD 形式で撮影する②撮影済み映像データを預かり、Grass Valley HQX / aviやmp4 /H.264 などお客様が編集できるデータに変換し返却する。ことが考えられます。そこで①は撮影終了後なので無理なので、今回は②を選択し変換してお渡しすることにしました。しかしこの方法は容量が大きくなることからSDカードなどでは無理なのでHDDやSSDが必要ですのでご相談したところ、とりあえず今回はお客様がHDDをご用意くださいました。

問題は今後です。撮影だけの依頼の場合編集ソフトのバージョンを注意しないと同じ事になるので、事前の編集ソフトの確認やデータチェックをしたり、自分でHDDを準備することも必要かもしれません。

メーカーは新しい形式のものをどんどん出してきますが、それに対応できる編集ソフトは常に最新版のみということになっています。このままいくと自分の環境も新しくし続けないといけなくなります。ある意味やって当然なことですがこれまでのバージョンUPの状況を見るとコストに見合うバージョンUPではない感じです。これはやっても意味がないと思えるので以前のバージョンでキープすることになってしまいます。Adobe製品のようにされても困りますので、メーカー側のコストがかかるかもしれませんが、そのバージョンごとに発展させる方法とかで対応してもらえるといいのですが。

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Posted by myrte