編集

私は編集を主にEDIUS Pro9で行っていますが、依頼主からH.264のMov(QuickTime)で納品を希望されました。現在WindowsではQuickTimeはセキュリティ上の問題があるとして供給が停止されてしまっており、(https://www.ediusworld.com/jp/support/faq/cat120/cat2_769.html) EDIUS Pro9ではQuickTimeのMovとProResは描き出せない状態です。ProResが扱えないということは放送用の納品手段が一つなくなるということになり、とっても不便です。現状ではMacで扱える形式に変換(mp4とか)してMacに持っていきMovやProRes変換させなければなりません。

さて、Movですが対処方法があって扱うことはできるようです。GrassValleyからも案内があって、(http://wwwapps.grassvalley.com/manuals/edius_pro_9_manual_jp/chapter4/chapter_4_l1_13_l2_7.html#gsc.tab=0) QuickTime7 for Windowsの中のQuickTime Essentialsだけをインストールする方法で、これにより各種QuickTimeコーデックの書き出しができるようになります。ということでしたが、EDIUS Pro9で実際にやってみても懸案のH.264のMovができません。試しにAdobeEncorderやPremiereでもできない。がっくり……他にはないかとDaVinchi Risolveで試してみたらあっさりとできました。とりあえずはいいのですが、まあWindows内で完結しているので、いちいちMacへ移動させないだけヨシとしています。
できればEDIUS Pro9単体で問題解決したいところです。 ほかに方法があればいいのですが……。

EDIUSのファイルに出力の画面
赤枠内が QuickTime Essentialsをインストールすることで増えた部分

野菜

もうすぐ台風がやってくる。 植物は1年サイクルで花が咲いたり、実が生ったりしています。野菜も旬があるように季節によって採れる野菜が違います。5月ごろから作り始めた夏野菜。 今年は暑すぎたせいか不調だったにもかかわらず少しですが夏の間その恩恵にあずかってきました。そんな夏野菜の中でもゴーヤーや十六ささげにキュウリなどは蔓があるので、網を張った棚を作って上へ伸ばしていきます。高さが2mくらいになった棚は風を面で受けることになり台風が去った後は倒れたり傾いたりしてしまいます。

十六ささげの棚(雑草だらけですが……)

今年は少し前に来た台風で傾いてしまったので直しましたが、なかでも十六ささげはあまり実ができなくなったのでこれ以上続けないことにして終わらせました。十六ささげとはインゲン豆より細く長いさやの中にその名の通り十六個の実が入っている愛知県尾張地方の地方野菜です。

垂れ下がっているのが十六ささげです。

台風でダメになる夏野菜はほかにオクラやナスなどの枝を張って伸びる種類のもので、風で根ごと抜けそうになったり枝が曲がったり折れたりけっこう被害が出ます。そのころには夏の野菜は力を使い果たしたかのように枯れたり実が実らなくなったりして終わり、次第に秋冬野菜や来年の春に備え始めることになります。

映画

『カサブランカ』を観た。ハンフリー・ボガートの“リック”が イングリッド・バーグマンの “イルザ”と再会したがために、後悔したり未練たらしかったり悩んだりしていつものハンフリー・ボガートらしくない。軍人や警察署長、自分の店の客に見せるハッタリと駆け引きができる粋な格好いい男のほうが彼らしい感じなのでこの対比を演じているのは珍しいような気がする。

リック

カサブランカはフランスからアメリカへの亡命する人々の経由地ということで中立地帯になっている。ドイツ軍人もフランスのレジスタンスの指導者も商売人もフランス人警察署長に亡命者、イタリア軍人など多彩な人物がリックの店に集まってくるのだけど、そんな混沌としている中でも登場人物をキチンと描き分けて、どの人もとてもいい。なかでもリックと運命を共にしてきたピアニストのサム(ドーリー・ウィルソン)とカサブランカのフランス人警察署長(クロード・レインズ)がとってもいい役だ。

サム

しかしハンフリー・ボガートのラブシーンってどうなんだ?ほかの映画でもあまり見たことがないぞ。ケーリー・グラントとかならラブシーンが様になっていると思うけれどリック役はハンフリー・ボガート以外考えられない。でも話の筋から欠かせないとはいえ違和感があるなあ。これより先に見たのが『マルタの鷹』や『三つ数えろ』とか『黄金』とかだったせいなのか。

最初に出てくるアフリカの地図や地球儀パリからカサブランカまでの移動経路のアニメーション、カサブランカの遠景の書割り、パリの背景や飛行機の場面などのスクリーンプロセス、カサブランカの街のセットなど映画を形作る技術が好きだ。

話の筋といえば主人公が酒場のオーナーというのが、みんなが集まってくる場所としてとても都合がいい。ほとんどの場面がお店なんだけれどもこの店にリックは住んでいるようだから閉店後でも話が進行できてしまう。軍が使うサーチライトやお店のスポットライトそれにリックの部屋の月光と光の演出もうまい。ちょくちょく昼間の場面が挟まれるがほとんどの場面がリックの店で夜の開店時間というくらいこの『カサブランカ』は夜の映画である。

まんが

週刊の漫画雑誌を見るとだんだん読むものが少なくなってきた。子供の頃から読んでいたまんがの連載が終わったりしたのもその要因ではあると思います。以前は新連載となると結構な頻度で読んでいたけど最近は「このまんがいつから始まったっけ?」っていう感覚がどんどん増えてきました。仕事が忙しいときは読めない時があって少し遠ざかった時期もあるので毎号読んでないと言われればそれまでですが自分が『週刊少年』の“少年”でなくなったんだという実感がじわじわと来ている。つまり出版社からするとターゲットでは無くなったんだろうか?でも若年層は“本”を買わないと言うし、出版社はターゲットをどこに置いているんだろう……。

まんが

子供の頃は『アニメ』なんて言ってなかったみんな『まんが』だった。放送するテレビも『テレビまんが』っていってたし、枠も『まんがの国』とかだった。タイトルも『まんが水戸黄門』や『まんが日本昔ばなし』で夕方4時から夜8時まではまんがの時間で親から「まんがばっかり見て」って怒られた覚えがあります。大人になるくらいまでは熱狂的に見ていましたので『テレビまんが』から得られた知恵や知識も多く、自分の脳の何パーセントかは『まんが』じゃないかなと思います。いつのころからでしょうか『まんが』がアニメになってテレビでは深夜に放送するようになってしまい見なくなってしまいました。同時に夏休みの午前中によく見た『まんが』も放送しなくなって何となく寂しいですね。

野菜

穴を掘る

長ネギを植えました。深さ30cm程の穴を掘ってから、

ネギの苗を並べる

ネギの苗を並べて根っこだけを土で埋めて肥料を撒きます。

藁を敷いたら植え付け終了。

藁を敷く

藁は土で埋めますが、一本一本の隙間があることで空気が入り苗が酸欠にならないようにするためです。

動物

HPに上げたヌートリアは蓮の花を撮影しに行ったら、蓮が生えてる沼のあぜ道の草むらを歩き回っていました。カメラ・三脚を持って1.5mほど近寄っても逃げないので撮影したのですが、外来生物ということで念のために蓮池がある市町村に連絡しました。見た目は体が30cmほどで尻尾が長い大きなネズミといったところでそこには2匹いました。

ヌートリア

撮影

撮影が終わったら、収録データのバックアップとカメラの清掃です。

●収録データのバックアップ……収録したカードを私は3.5インチのHDD2つと、2.5インチのポータブルHDD1つにコピーしてバックアップします。2.5インチHDDは自分で編集する時だけ持ち出し用にコピーしてバックアップしています。

●カメラの清掃……レンズ汚れ、筐体についた手や顔の油除去、ホコリの除去、ネジのゆるみの確認。液晶モニターの汚れ取り、TCのリセットなどを行います。もちろんエラーが出た場合はその確認も忘れません。

●三脚の清掃……脚部・ヘッドの汚れ取りをします。底部は水拭き脚部とヘッドはホコリを払って空拭きします。同時に三脚袋も掃除します。

●カメラバッグの整理……撮影指示票や伝票、その撮影のためだけに使用したものを取り出して整理しておきます。

撮影

撮影を翌日に控えて何を準備すべきか?当たり前のこともありますが、初心を忘れないように改めて記しておきます。

●カメラの点検……電源は入るか?液晶モニターは見られるか?ビューファーの視度は合っているか?カードはあるか?残量は確認できるか?フォーカス・ズーム・絞りリングは回るか?記録されるか?レンズに汚れはないか?本体に汚れはないか?レコーディングボタンはすべて押せるか?バッテリーの充電はしてあるか?バッテリーの本数は確保しているか?音声は入力されているか?目的の撮影に合わせた設定になっているか?設定ボタンは稼働するか?タッチパネルは正常動作するか?目的に合わせた録画はできるか?※リレー録画またはサイマル録画音声レベルは正しいか?液晶フード・レインカバーを忘れていないか?工具類はそろっているか?電源ユニット・バッテリーチャージャーは忘れていないか?

●三脚の点検……レベラーは正しく動作するか?最高高さまで伸ばせるか?パン・チルトの動きは正常か?リモコンは動作するか?パン棒は正常に固定できるか?バランスはとれているか?

●その他……翌日の撮影に使う資料・香盤表・台本・筆記具の準備、ETCカードヘッドホン・イヤホンの準備。撮影場所・仕事に合わせた服装・靴・カメラバックとは別の小バッグ※撮影現場を離れても貴重品を携帯できるようにするため。

●現地の場所確認……ナビやPC・スマホでルート・出発時間・建物があれば建物の外観を確認。現場近隣駐車場・飲食・コンビニを確認。←思いの外重要です。

撮影

液晶モニターが業務用ビデオカメラに付属してからかなり経ちます。液晶がつけられる前のファインダーだけだった頃を思うと、目の負担が減り周囲の状況が分かりやすく死角も減りました。今ではタッチパネル式になり本体操作まで含まれる重要なものになり私も便利に使っています。

この液晶モニター、ずっと気になっているのですが、日差しが強い日光の下で撮影しなければならない時、液晶モニターで撮ろうと思うと画面が明るすぎて見られなくなってしまいます。そんな時にはファインダーを使わなければなりません。ファインダーがあるからいいという意見はありますが、メニューを変更しなければならない場合も液晶画面が見られなくなるのです。

各メーカーともに初期の頃からその対策は液晶画面の明るさを調整したりする程度で、液晶フードが付属することは無く、機器メーカーから液晶フードが販売されている現状です。

何とかならないかと思い販売されている物を買おうかと思い探しました。これが意外に安く1,000円台のものもあります。ゴムバンドで装着するものや折り畳み式など素材もプラ系から布など様々です。

悩んだ末に自作しました。素材は200円のプラダンですので安物感満載です。使っても今のところ不便さはなく、カメラに傷も入らないので見た目はともかく使える程度ではあります。